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イタリアの伝統的な葬儀

陽気なイタリアンは風土のせい?

地中海気候で温暖、1年を通じて暮らしやすいイタリアは、明るく快活な人が多いというイメージがあります。
小学校のころ、社会でイタリアの国土を説明する際、細長く長靴、ブーツのような形をしていると習いましたが、確かにブーツのような形の国です。

日本と気候的にもよく似ているため、四季があり、四季折々に美しいという特徴を持っています。
ローマ帝国として名をはせた紀元前6世紀末から紀元前4世紀、ローマは領土をイギリス、中東、アフリカ大陸にまで広げ、200年もの間、その繁栄を守っていました。
ポンペイ遺跡にみるように、非常に生活様式が優れていて、レベルの高い暮らしをしていたということが分かっていますが、火山が大噴火したことで町は一夜にして埋もれてしまいました。

当時、下水道があり、車道と歩道(馬が通る車道)が分かれ、なんと横断歩道まであったというのですから驚きです。
ローマに暮らす人々は食料が無料であたえられ、生活すべてに保証がありました。
建造物などを見ても、当時、高い建築知識を持っていたこともわかっています。
そんなローマで反映したイタリアで行われる葬儀はどのようなものなのでしょうか。

イタリアで行われる葬儀の方法

埋葬方法は土の中に土葬するという方法、棺の中に入れて骨壺や棺そのものを個人墓所に入れて安置する方法、遺体を火葬する方法、三つの方法がありました。
土葬やロクロと呼ばれる棺で埋葬された場合、一定の期限で遺骨を掘り出し次に入る方に利用されたといいます。

キリスト教徒、カトリックでは火葬はしません。
この世が終わるとき、墓地から死者がよみがえり、キリストに最後の審判を受けて天国に行くことができるということを多くの方が信用しています。
しかし墓地が慢性的に不足し、葬儀を簡素化することを望む人も多く最近は火葬を行う方が多くなっています。

葬儀は地域の教会や病院に付属している教会によって行われ、一般的には30分くらいの葬儀です。
しかし喪服は存在せず、派手な格好以外ならどのような服でもいいとされています。

献花もカラフル、霊柩車の送り出しも拍手!

日本では献花する際、白や黄色のお花が多いのですが、イタリアの場合、献花の花もカラフルですし、霊柩車を利用し棺を積む際、参列される方が人生の最後を飾るように、拍手をもって見送ってくれるという風習もあります。
霊柩車は拍手を受け神父様を載せて墓地などに向かいます。
仏教色の強い日本の場合、通夜、香典などの習慣、マナーがたくさんありますが、イタリアの場合、葬儀後も食事するでもなく解散と、かなりシンプルな葬儀です。

お香典などの習慣もないので、棺に入った故人とお別れをしのべば終わりです。
イタリアでは葬儀を穢れあるものと考えていませんし、怖いと恐れるようなものでもないと考えているため、別れを惜しまず悲しむことなく、明るく行うというのが特徴です。

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