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スイスの伝統的な葬儀

中立国、美しい山々に囲まれたスイス

山岳地帯に囲まれた美しいも厳しい自然の中にある国がスイス連邦です。
この国は永世中立国として知られ、そのため、多くの国際機関がこの国に存在しています。

しかしスイスの歴史の中では、勿論宗教戦争という悲しい戦争があり、争いの絶えない国だったことは間違いありません。
しかし、1674年、スイスは永世中立国として存在することを決定し、現在のように、美しき自然の中、戦争のない平和な国として歴史と文化を継承しています。

スイスには町丸ごと世界遺産がある

スイスはどこに行っても非常に美しく、四季を通じて自然を教えてくれる国です。
春には雪が解け、緑が一斉に芽吹き、生命の力強さを感じさせてくれますし、冬は白い悪魔とも呼ばれる吹雪が自然の驚異、力を人々に知らしめてくれます。

スイス国内では宗教戦争の時代、戦争が繰り広げられたという歴史がありますが、スイスの首都ベルンは、戦争などがあった歴史を払拭させるような中世ヨーロッパの街並みを今に残しています。
この首都ベルンは、町ごと世界遺産登録されている非常に珍しい街です。

キリスト教式だが火葬が一般的

カトリックとプロテスタントを合わせると国民の2/3がキリスト教徒という圧倒的にキスリスト教徒が多い国です。
しかし、キリスト教徒のほか、イスラム、ユダヤ教もあります。

スイスはキリスト教徒の多い国として珍しく火葬の多い国で、約85%が火葬されるといいますので、ヨーロッパ諸国の中では非常に高い火葬率を誇っています。
死亡に関しては新聞で知らせるという風習が今も残り、遠く離れた知人が亡くなっても、新聞で知ることができるため、親しい方には現金、花を送るなどします。

香典の金額は10フランから30フランくらいです。
大体、1000円から3000円くらいという感じなので、日本よりも金額が低いと考えておきましょう。
葬儀の服装も日本のように喪服を着用するというマナーがなく、暗いカラーであれば特に喪服のようなものを着ていく必要がありません。

葬儀は故人をしのび牧師さんが説教を行ったあと、讃美歌を歌って献花を行います。
日本のように通夜、告別式などはなく、通常1時間程度で終了します。

スイスの仮装は骨が残らない

他の国にもありますが、炉の火が非常に強いため、火葬すると日本のように骨が残ることがありません。
そのため、生前埋葬するか火葬にするかの選択ができ、火葬の場合骨が残らないので収骨もありません。

最近は自然に還るということで、遺灰を森林の中にまくということを臨む方も多いですし、任意の木の下に埋めるということもあります。
スイスは11月1日に日本でいうお盆のような弔いがあり、教会や墓地に行く姿が見られます。
墓石を飾ってろうそくに火をともし、日本の迎え火のように死者の魂をお迎えするのです。
こうした儀式は国が違ってもあるものなのです。

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