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菊について考える

葬儀によく利用される花「菊」

日本の葬儀でよく利用されるお花というとやはり菊という花を思い浮かべます。
お墓にお供えするお花も菊が多いですし、葬儀というとイメージするお花は菊という方が多いでしょう。

しかしなぜ葬儀イコール菊というイメージを持つようになったのか、そこにはヨーロッパの習慣が色濃く残っているといわれています。
元々日本では菊という花について、高貴な印として用いられていて天皇の御紋ともされています。

西洋において菊が墓前に用いられていたことから日本でも葬儀の際の献花に菊が用いられるようになり、その後、この習慣が定着したことから、病気のお見舞いなどには菊の花を用いないほうがいいとされ、現代でも、菊の花を病気見舞いに持っていくという人は少ないと思います。

菊という花は種類が多く、葉が萎れても花が長く持つという特徴を持っています。
世界では2万種という菊の花の種類があり、日本国内には350種類以上あるといわれています。

菊はその他にも、花の香りがお香のような香りがするということ、また硬質の紋章が菊なので、各町が高いとされ、葬儀に利用されるようになったという話もあります。
懐かしき遺影のほほえみきくあかりという有名な句があり、そこからとられたということも言われています。

祭壇に菊の花を利用しないという選択をされるご家族も多い

古くから葬儀に菊の花が利用されてきた日本ですが、実は最近、葬儀について菊の花を利用しない欲しいという要望も多くなっているといいます。
なぜこうした要望が多いのかというと、ご家族それぞれの考え方にあると思いますが、死の連想があまりにも強く悲しみの現場にあるお花を使いたくないという方もいます。

葬儀に行くと常に菊の花をみますし、自分の大切な人がお亡くなりになった時、その死を受け入れる事の出来ない方にとって、菊という花をみながらの葬儀は避けたいという気持ちがあるのかもしれません。

また故人が葬儀について、白いバラを利用してほしいとか、葬儀の際に利用してほしい好きな花を指定することもあるようです。
葬儀は故人にとって、最後の舞台となるのですから、ご家族としては最後の舞台くらい、故人の好きにしてもらいたいという思いをもって生前に希望したことについて、葬儀でかなえるという気持でいるのではないかと思います。

宗教がある場合、葬儀に利用する花などが決まっていることもありますが、そうしたこだわりがないということなら、葬儀についてどのようなお花を利用しても構いません。
しかしお年寄りなどは、葬儀に利用するのは通常菊という印象を強く持っていますので、他の花を利用することを非常識ととらえてしまう事あるかもしれません。

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