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宇宙葬

宇宙葬のメカニズム

徐々に宇宙旅行が民間でも利用できる状況になっていますが、葬儀の一種で宇宙葬というのもあります。
これは故人の遺灰などをカプセルへ収めておき、そのカプセルをロケットへ乗せて宇宙空間へと打ち上げていきます。
いわゆる散骨の一つの形態となっていますが、宇宙に埋葬されることは近年注目されています。

打ち上げていくロケットというのは、容積や質量について制約もありますので、大半はシリンダー状になっているカプセルを利用していきます。
数グラムの火葬後の遺骨をカプセルを装填していき、打ち上げていく時には数百人ほどの遺骨と一緒に打ち上げていきます。

この方法は2004年より行われていますが、その当時は150人分の遺骨を宇宙葬によって散骨しています。
打ち上げていくロケットというのは、費用を削減していくために商業ロケットの中でも既存のものを転用しました。
他にも格安プランとして、他の衛星の打ち上げに便乗して行われるケースもあります。

実際の航行について

宇宙葬といいますが、実際のところはロケットの能力が制限されています。
というのも遺骨が地球の重力圏より離脱することができず、地球の周回軌道へと乗せられていくケースが多くなっています。
よって宇宙へ放出されていくというケースではないということを覚えておきましょう。

しかし人工衛星へ遺骨を搭載していくケースも誕生しており、この方法だと月面や外の宇宙へと遺骨を打ち上げていくことができます。
世界各国の宇宙飛行士や著名人、研究者もこの方法を利用しており、月面などへ遺骨が送られています。

長い歴史を持っている宇宙葬ですが、その最初となったのが1997年に空中発射型となっているロケット、ペガサスロケットによるものでした。
ロケットに装填された遺骨は24人分で、楕円の軌道に乗っていきながら地球の大気圏上を周回していきました。
そして2002年にオーストラリア北部へと落下していきました。

ビッグバルーンを使った宇宙葬もある

実際に宇宙葬を行っていく際にロケットで行われるだけかというと、そうではありません。
実はビッグバルーンを活用した宇宙葬というのも存在しています。
日本でもサービス提供している企業が色々とありますので、活用している方も少なくありません。

流れとしては、最初に遺骨を粉末状の遺灰へと変えていき、遺灰をビッグバルーンへと入れていきます。
遺灰だけでなく手紙や、故人へのメッセージカードも一緒に添えていくことができます。
挨拶や黙祷を捧げた後で、いよいよビッグバルーンを宇宙へと旅立たせていきます。

およそ高度30キロから35キロほどの成層圏のあたりで、気圧によって4倍近くまでバルーンは膨張していきます。
その後宇宙へと散骨されていきます。

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