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マナーと気遣い

悲しむ間もなく慌ただしい準備に追われる

臨終から始まる遺族の悲しむ間もない事務的な全体の流れを考えると、本当に大変で、ましてやその間の約束事やマナーなどをどのように気をつければよいのか、それが初めてあったりすると、なおさら戸惑うばかりです。

故人に関する死亡の連絡を受け取った時からその戸惑いは始まり、既にその時に考えなければならない処置について困惑をします。

そして、通夜の流れ、葬儀と告別式の流れと精神的な疲弊を感じながらも、通夜料理や精進料理などの準備も考えなければなりません。

葬式の後には、香典返し、保険や年金、相続とやらなければならないことや約束事を守りながら果たしていかなければなりません。

今は、人が亡くなると葬儀会社にすぐに連絡をしますので、故人の移動や納棺前の枕元の白い布をかけた小さな机やローソク、線香、さらしなどの、よく見る光景もきちんと準備をして、北向きに設置をしてくれます。

その時も気持ちは緊張し、気が張り、自分でするとなると、大変だったでしょう。
そのような気持ちの中でも、喪主や世話役を決め、故人についてのメモリーや宗派に会場の準備、会葬者はどうなのかなど、葬儀内容の打ち合わせをしなければなりません。

喪主の責任

喪主になると、それらの全ての責任をかぶることになります。
通夜や葬儀の日時と会場設営には、僧や火葬場、会館の都合などのチェックも必要です。

祭壇に飾る遺影の準備に火葬場へのバスやタクシーの手配、受付の記録の準備、会葬礼状、粗供養品、通夜ぶるまい、喪服の用意を、昔は自分たちでしていましたが、今はその全てを葬儀会社のスタッフが支えてくれますから、何とも便利になりました。

それでも気を遣いすぎ、葬儀後に破が抜け落ちたという喪主もいますし、体の調子を崩したという遺族もいます。
隣保や自治会が手伝いをしているような葬式はほとんど見られなくなり、葬儀会社に全てを任せますから、初めての葬式でも喪服もマナーも挨拶も全て誘導したり、アドバイスをしてくれることで、恥をかくことは全くありません。

けれども、それは形の面だけでの流れについてであり、恥を掻かないマナー面での導きのお陰で恙ない葬儀の終了を可能にしただけでは、葬儀は価値がないのです。

そこでは、傷心している遺族への気遣いも必要なのです。
後で遺族は何のための葬式だったのかと、故人の側でゆっくりとした時間を持ちたかったのにと、色んな後悔が起こることでしょう。

恙ない葬儀の終了だけに一生懸命で、礼儀やマナーのアドバイスも、葬儀の流れの中の強制にしか聞こえないことがあります。

礼儀やマナーができていないために参列者に対しての感謝の気持ちが、伝わらないことがあるのは確かでしょうが、遺族が、故人に対してどうありたいのかも配慮した葬儀会社で葬儀を依頼したいものです。

外に向けての常識やマナーの導きもさることながら、それから逸せずとも可能な故人と遺族への形でなく、内面からの気遣いを色んな場面で作ってほしいと願う遺族の多くなっており、特に社葬となると、特にその思いをないがしろにしてはいけないと思います。

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