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千円

返礼品にこめた喪主の気持ち

返礼品にまつわる話

お通夜に参加した時には、ちょっとしたお菓子が葬儀や葬式に参列するとタオルやハンカチ、慶弔袋などのお礼の品をもらうのは、だれしも体験したことがルと思います。

でも香料に対するお返しをお断りすることはあっても、お参りに対するお礼は断ってはならないのです。
代理で何人かの分の香料を預かってきた時も全員分の返礼品を、また一つの香料袋に連名で香料をしているときも必ず人数分の返礼品をいただくのが常識です。

時々連名の香料で、平均額が千円を割る時には1人分だけを渡しているという葬儀会社のスタッフを見た事がありますが、そういう対応自体が恥を掻くと怒っている人もいます。

確かに、お手伝いする側もお参りをする側も心得ている上に、お返しの中には、喪主の挨拶状も入っています。
香料をいただいた方皆さんに、金額関係なく、お礼の言葉が届くのは当たり前のことだと思い、プロのくせにとなるのです。

しかし、お返しの品が千円程度のものであることから、千円に満たない香料に対し、お返しの品をもらうという方がみっともない話であり、葬儀会社側の判断について納得のいくことです。

そう考えると、香料に1人頭千円以下になるような出し方をする場合は、名前を書き上げるのではなく、○○会一同など、どういう人達のグループか解る名前をつけて渡すのが、どちらも気を遣わなくて良いと思います。

職場での例

私たちの職場でもそうですが、親睦会一同などと職場名も入れて出します。
更に親しい付き合いをしていた人は、それとは別に香料を包むのです。

葬儀の中でも香料についてはしっかりと記録をされて何十年と喪主一家に残ることになります。
この後の付き合いにおいて、その金額を参考にすることになるからです。

それらの小さなことでも、自分が葬儀を行う側になったときに初めて知るという人もいますが、何度葬儀をする側になっても、何も気づかず、人間として得られるものもなく済んでいるという人も多いです。

葬儀会社側の指示に従ってさえいれば、何を考えなくてもエレベーター式に無事に終了するということになります。

そう考えると恙ない葬儀のプロセスにおいて、いつもコチラの意思確認をしながら、ひとつひとつについて、このようにしていくけれどもということと、その理由を解りやすく話してくれる細やかな配慮が隅々まである方が、自分たちが葬儀の喪主としての意思のもとで行ったという満足感を得れます。

そしてこれには、こういう意味合いがあるのだという葬儀の色んな点での意義を認識できるでしょう。
葬儀という儀式は、決して形式的なものではなく、故人にとって、遺族にとって、良かったと思える質の良い葬儀をすることができると、今までにわざわざ考えたこともなく、配慮したこともない人間らしい思いやりや人との義理を超えたつながり等をひしひしと感じます。

そして、今度また葬儀に参列する側になったときには、葬儀に対する違った見方ができ、返礼品に対しても喪主の気持ちを受け取るという恐縮した思いでいただくことができます。

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